海外送金の複雑で巧妙な隠れ手数料で損してませんか?
近年、日本もグローバル化が進み、日本から海外証券口座へ送金、海外から日本の家族へ送金、個人事業主が海外バイヤーの給与支払い等の機会が増えてきたと思います。
TransferWiseなら最安値で日本⇔海外57か国の銀行口座間送金できます。 2020年5月現在
(1)現在、TransferWiseから米国証券口座へ直接送金できません。米国銀行経由となります
海外送金手数料比較
海外送金でよく使われる送金方法の異なる3つの送金方法の
TransferWise/Paypal(ペイパル)/楽天銀行/を比べてみましょう。
日本→アメリカ アメリカでの受取金額
送金額 :1万円/5万円/10万円/50万円/100万円
為替レート:$1=108円
送金額 | Transfer Wise | Paypal (ペイパル) | 楽天銀行(2) |
---|---|---|---|
1万円 | $90.79 | $85.88 $5.8 | $75.72 $15.08 |
5万円 | $458.83 | $442.84 $15.99 | $442.82 $16.01 |
10万円 | $918.88 | $890.15 $28.73 | $901.71 $17.17 |
50万円 | $4599.25 | $4468.61 130.64 | $4572.78 $26.47 |
100万円 | $9199.71 | $8941.68 $258.03 | $9161.62 $38.09 |
(2)銀行間送金の場合は、米国銀行側にも受取手数料が発生します。(例:UnionBankの場合 $15 表の値-$15となります)
注意:上記表はコスト比較のための概算です。実際の値と若干異なる可能性があります。
最新の為替レートでの正確な値は、こちらで確認できます。
アメリカ→日本 日本での受取金額
送金額 :$100/$500/$1000/$5000/$10000
為替レート:$1=108円
送金額 | Transfer Wise | Paypal(3) (ペイパル) | 海外銀行(4) |
---|---|---|---|
$100 | 9358円 | 9441円 83 | 省略 |
$500 | 50232円 | 49187円 -1045 | 省略 |
$1000 | 101324円 | 98869円 -2455 | 省略 |
$5000 | 510064円 | 496330円 -13733 | 省略 |
$10000 | 1020988円 | 993156円 -27831 | 省略 |
(3)Paypalでは50000円以下の場合は、銀行振替手数料+250円が加算されます。
(4)銀行間送金が高額なのは明らかなので省略させていただきました。m(__)m
注意:上記表はコスト比較のための概算です。実際の値と若干異なる可能性があります。
最新の為替レートでの正確な値はこちらで確認できます。
なんでTransferWiseは安いの???
安さの秘密は?
TransferWiseの手数料が安い理由は、送金方法の違いにあります。
送金方法の違いを確認してみましょう
銀行
銀行の海外送金には4か所で手数料が発生します。
①為替手数料 ②送金手数料 ③海外中継銀行手数料 ④受取手数料
為替手数料
為替手数料は為替レートに加算されています。楽天銀行では$1あたり0.96*。
送金先の銀行で換金もできますが、その場合リフティングチャージが追加で取られます。(今回は省略します)
※楽天銀行 海外送金シミュレータとFXデータとの差分から算出
送金手数料
送金元の銀行から、海外中継銀行へ送金する手数料です。楽天銀行では750円です。
中継銀行手数料
中継銀行で発生する手数料です。この手数料は送金側、受取側でどちらが負担するか選択することができます。楽天銀行で送金側を選択すると1000円です。
受取手数料
中継銀行から送金を受け取る時に発生する手数料です。こちらは受取側の銀行によってことなります。英語ではincoming feeの項目を調べてください。
送金手数料が送金元銀行と送金先銀行の両方の確認が必要です。また、銀行によっては手数料が明確になっていない場合があります。
海外送金を行うためには事前の手続きが必要なので、送金予定がある場合は早めに手続きを行う必要があります。
楽天銀行は、為替手数料が小さく、その他の手数料は固定なので、
金額が大きいと有利になる傾向があります。
Paypal
Paypalは世界で最も有名な決済サービスですが、海外送金もできます。
送金人と受取人の双方がPaypalのアカウントを持っている必要があり、
Paypalアカウント間であれば国内送金は無料。
一方、海外送金手数料は、基本手数料の499円と為替手数料が3~4%ほど為替レートに上乗せされています。Paypalでの買い物時も同じなので、Paypalの為替レートを注意してみてみましょう。また、Paypalアカウントから銀行口座をお金を引き出す時に5万円以下の場合は手数料がかかります。日本では250円、アメリカでは送金金額の2.5%となっています。
TransferWise
TransferWiseは、
- 送金者がTransferWise日本支店へ送金額+手数料を入金
- 実行為替レートで、日本円をアメリカドルへ換算(為替換金ではありません)
- TransferWiseアメリカ支店から受取先銀行へ送金
国内送金のみで海外送金を仮想的に実施しているため、手数料を低く抑えられるという仕組みです。この仕組みから、”ぼったくり”レベルの手数料を取っていると思っちゃいますが、銀行やPaypalより遥かに安い手数料で海外送金サービスを提供してくれています。
手続きはこの記事を参照してください。非常に簡単です。
まとめ
楽天銀行は送金手数料固定、PayPalとTransferWiseの手数料が送金金額に比例。
送金金額が大きくなると楽天銀行が有利になるかと思いましたが、
実際に比較してみると、TransferWiseが有利ということがわかりました。
100万円以内の送金であればTransferWise一択と言えます。
コメント
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