東大バフェットさんがレベレッジETFのリスクについてわかりやすく解説されておりましたが、そのリスク部分をTQQQ(QQQの3倍レバレッジ)で思いっきり食らってしまいました。($-303で撤退。。その後、急回復というダブルパンチ!?)
せっかくなので レベレッジETFの負の側面をシミュレーションしてみました。
ケース1(QQQが15%下げ→1%ずつ上昇する場合)
シミュレーションを簡単化するため、QQQ/TQQQの100としてスタートします。
その場合、QQQとTQQQの変化を見てみます。
- QQQの株価(100)が-15%下落(TQQQは-45%:QQQの3倍)
- その後、QQQの株価が+1%ずつ上昇(TQQQは+3%:QQQの3倍)
- 株価が100まで戻る期間を比較

このケースではQQQの方がTQQQより早く株価が回復することがわかります。
TQQQは上昇は早いが、株価の落ち込みが大きい分回復が遅くなります。
このケースだとTQQQはいずれQQQを超えていくことになります。

これだったらレベレッジETFの方が元になるETFより株価が高くなるんじゃないの?
ケース2(-10%下落⇔+11%上昇 繰り返し)
では次のケースを考えてみます。
- QQQ株価が-10%下落⇔11%上昇の繰り返し
- 11%はQQQの株価が-10%下落し90になった後、元の100に戻る比率(100/90≒11%)

ちょっとビックリするような結果となりました。-10%下落⇔+11%上昇を繰り返すとTQQQ(レベレッジETF)だけが下がっていきます。
実際の株式も上昇下落の繰り返しのため、こちらのモデルの方が近いかもしれません。
TQQQはQQQの-10%下落に耐えられないということですね。

長期的にみれば株価は少しずつ上がって行くんだから、TQQQの方が良いんじゃないの?
ケース3(-10%下落⇔+12%上昇 繰り返し)
今度はQQQの株価が上下しながら上がって行くケースを考えてみました。
- QQQ株価が-10%下落⇔12%上昇の繰り返し
- QQQの株価は上下しながら緩やかに上がって行きます。

!? QQQの株価は上昇しますが、TQQQは右肩下がりとなります。
これがレベレッジETFを長期で保有してはいけない理由かもしれません。
もちろん、-10%下落が大きすぎるとは思いますが、この位のケースは普通にありそうですね。

結局QQQとTQQQはどっちが良いの?
QQQ vs TQQQ(5年比較)
実際にQQQとTQQQのパフォーマンスを比較してみました(5年間)

2020年7月25日現在
- QQQ上昇率=130.56%
- TQQQ上昇率=444.56%
TQQQの圧勝でした。 ホールドしておいても良かったかOTL
良い経験を得て投資レベルアップしたということにさせてください。

今株価見たら$108.0になってやがる
$101.5で投げ売り´;ω;`)ウゥゥ
コメント
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